表具の仲間

書画を掛軸などに仕立てることを「表具」といいます。

書や絵画を紙や布で裏打ちして補強し、それらにふさわしい装飾を施して
掛軸や額に仕立てることを、表具あるいは表装といいます。
表具はそうして作ったものも意味し、このような種類があります。

掛軸

発祥時期は不明。大陸で礼拝用として
巻物や壁画・額絵から発生したとされます。
日本へは飛鳥時代以前に伝来し、
仏教・茶道・日本画とともに発達しました。



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巻物

中国・南北朝時代(5~6世紀)の画巻が起源。
飛鳥時代に経巻として渡来。
平安時代には絵巻が発達しました。



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屏風

発祥時期は不明。奈良時代に宮中で使用。
紙蝶番の発明によって芸術性が開花。
近世以降、重要な輸出品になりました。


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衝立

中国の屛風から発生。
平安時代の宮中で使用。
近世には庶民階級の家具になりました。



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平安時代の襖障子に始まる日本特有の間仕切り調度。
中世以降、書院造とともに発達しました。



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手鑑

巻物から工夫された「折帖」の一種。
経巻や歌書の断簡、裂地などを貼ったものです。



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画帖

手鑑より先に発生。
中国では「画冊」といいます。



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額装

江戸時代の室内用「紙額」が起こり。
明治時代の初めに「和額」の様式が
確立し、戦後さらに発展しました。



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